名鈴のお気に入りの歌一覧
普徳亭大崇
夏の日の 盛りも良けれど 秋風の 吹きて汗引く 清々しさ良し
8
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滝川昌之
西窓を護り続けた葉と蔓と褪せたゴーヤに添うあかね雲
22
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ななかまど
峰々をいまも飾るらむ若き日の季節を共に揺れし花ばな
12
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トウジさん
暮れなずむ運動場は白線の鮮やかさのみ浮かんで光る
10
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コタロー
風吹ゐて狗尾草が搖れてゐるじやれ合ふやうに遊ばれてゐる
12
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び わ
そろそろと秋の気配が忍び寄り静かに虫がチンチロリンと
5
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舞
曇天に鴉ひと声夕焼けもなくて落ちゆく秋の夕暮れ
10
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横井 信
残酷な暑さにじっと耐えてきた固いつぼみは何色に咲く
11
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葭堂
遠くから 千切れんばかりに 尻尾振り 来ていた犬も 記憶の彼方
5
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可不可
大鴉よ ポォの封印とけたら 私を包め 闇の翼
8
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Chico
網の目の先に おおさか いろいろにまさる人らのうつくしき國
8
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うすべに
くまぜみが消えた林にあぶらぜみ 夏の終わりのさみしさ歌う
5
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滝川昌之
褐色の日本娘は打ち返す種の差別へと抗議のスマッシュ
20
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片井俊二
葉の先を雨のしずくはこぼれ落ち静かに濡れる蝉の亡き骸
5
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ななかまど
秋桜の野面を雲のよぎりゆく家路へいそぐ秋の夕光
10
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舞
宿りする夜露の珠のすすき穂の訪う間に消える長月の朝
9
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詠み人知らず
言葉では言い尽くせない古傷が詠む度無駄に深くなるのに
3
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横井 信
暗くてもさみしくはない虫の鳴く夜の小径に星の瞬き
10
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横井 信
秋めいた空へとのぼる一匹の季節はずれのセミの鳴き声
5
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赤石仙人
雨上がり散歩をすれば秋の風頭上かすめて赤蜻蛉舞ふ
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