へし切のお気に入りの歌一覧
あきなり
永遠を誓えぬ指で受け取りし友のブーケをそっと撫で居る
9
もっと見る
詠み人知らず
犬の墓木陰にひっそり建ちており 供えし花がいきいきと咲く
7
もっと見る
吉奴十三世
いつはりが滿る浮世と知りながら 人のことのはなほたのむべき
2
もっと見る
舞
小春日にシーツ洗いて布団干し冬着用意す日溜まりの妻
8
もっと見る
inosann
ヘッドライト異常に明るい対向車に「己の事は分からぬもの」と
10
もっと見る
小鳥遊
何と無く 自分の幸せ星に願い カムパネルラに怒られる夜
9
もっと見る
悠々
みぢか日の鴉の一羽いづこへか羽せはしなく飛ぶもかなしき
12
もっと見る
詠み人知らず
暮れなずむ橙染めの空にたつ 電信柱の影は並びて
1
もっと見る
鳰
ねえあなたルビーの味を知っている?そう問うきみの手には紅玉
4
もっと見る
詠み人知らず
やわらかき光さす部屋午後のとき机向かいて静けさの中
1
もっと見る
詠み人知らず
千々の色に染まりし夢を人と見むまぶた下ろせば秋の恋しき
1
もっと見る
薫智
ただ前へ前と信じた方向へ進むだけしか道はなかった
7
もっと見る
ヒナ・ヒナタ
上下する小さなからだはミルク色また目を閉じて夢を追うのね
11
もっと見る
inosann
善きことは「相手にとって良い事」と思ってしまう秋の青空
9
もっと見る
みなま
冬の庭 彩り添えんとビオラ買う 夫と語りし過日偲んで
7
もっと見る
みなま
猫語でも習ってみるか くつろげば代わるがわるに寄れる猫等に
8
もっと見る
詠み人知らず
星冴えて凍てつく夜はぬくぬくと猫など抱いて眠りにつきたい
4
もっと見る
ヒナ・ヒナタ
その髪が結べるほどに伸びたなら荷物まとめて迎えにいくから
7
もっと見る
遠井 海
ステージの上で弾けるキラキラに酔えずシラフのままそこにおり
4
もっと見る
ほの香
猪鹿蝶 闇にゆだねて 花札の柄の我が帯 燃えて解きし日
5
もっと見る
[1]
<<
3665
|
3666
|
3667
|
3668
|
3669
|
3670
|
3671
|
3672
|
3673
|
3674
|
3675
>>
[3713]