たけくらべのお気に入りの歌一覧
野々花
珈琲の苦味のような後悔を少し残して冬が過ぎ行く
22
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恣翁
老いを悔やみ 寝返るも夜の明け遣らで 静かな窓辺 小雨響けり
23
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へし切
面影のおぼろに霞む老いの坂のぼるに未だ未練の多し
25
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けん
雨だれの 小さな波紋 まつ毛打ち 胸の泉に 余波滑りゆく
6
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麻
春雨のつなぐ一夜を寝て眺む見るも空しき雲の彼方を
18
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夢月
寒もどり弥生は春かと風にきく芽吹く枝葉にまだ冷たき雨
16
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夢士
戻り来る寒波背負いて風神の走り往きあと咲きし花散る
18
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コーヤ
宝石の散りばむ夜景に惹かれゆき煌くひかりに魅せられてゆく
17
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リクシアナ
過ぎたこと語れば蒼い唇に花の名前を呟いてみる
14
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詩衣
井の中の蛙が初めて大海を知るあの日まで見上げてた青
14
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リクシアナ
花咲けば穏やかならぬこの胸の花に憂うる病のありて
12
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恣翁
花片の 微醺の頬に翳すがに 女の和毛淡く薫りぬ
23
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舞
かりそめの恋であったと思い出の依り代となれ梅白き花
20
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へし切
ひそやかに道辺に生きる雑草の名は知らねども春を知るかな
36
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月虹
春の陽に当たらば芽吹く恋のうたその純粋の美しきこと
65
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ながさき
みちのくに 青春凱歌 鳴り響き 悲哀を超えて 勇者は進む
30
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矢車菊
この想い行きつ戻りつきみのこと好きになってく花いちもんめ
25
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夢月
部屋のなか風恋う髪もそのままで春に駆け出す時を待ちわび
15
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矢車菊
春はまだつぼみなのです絵付けするたまごをそっとてのひらに載せ
24
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只野ハル
咲けば散る花に思いを重ねても花はただ咲きただ散るばかり
20
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