たけくらべのお気に入りの歌一覧
へし切
鎮魂のともし火 哀し 被災地の帰らぬ日々を 想ふ今日の日
28
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夢士
鎮魂の歌よみ思ふこの時を忘ることなく明日を生きぬ
23
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デラモルテ
如月に寒の戻りて鎭魂の能樂を見し三日月の夜
15
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朔夜
いづくより来たりていづくへ去りぬべき白梅散りて跡形もなし
3
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麻
波の音の記憶を胸に刻みつつ心静かに祈り続ける
25
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もり
錆びついていよいよ音のたてる窓眺める空が描けぬほど青
13
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なお
千ぐさなる 心ならひや 下がり端を 掻き遣りたまふ さや戸惑ひぬ
6
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紫草
「明るいんでなくてあがるぐしてんの」笑舞うの媼の声はやさしい
17
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リクシアナ
底深い夕凪の彼方のぞむ背に掛ける言葉の丈短く
17
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リクシアナ
アラームの讃美歌の音を終りまで聴く捧ぐ祈りに調べさやかな
16
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七井
霧雨に染むる八雲も山の端も社の屋根も墨にかをれり
10
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本能寺
お別れの苦く悲しいカクテルは ジンとライムに涙数滴
23
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桐生賄
あの日から 止まったままの 友の時間 写真あれども 見る気になれず
22
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桐生賄
アネモネを 春風優しく なでていく 凛とたたずむ 姿美し
13
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秋日好
春告げる卵、花束、若葉枝、腕に抱えて空を翔けよう
15
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akari
モノクロの景色の中にサクラソウ一列に咲く春はおしゃべり
8
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野々花
おしゃべりな私の口を塞ぐのは少し冷たい冬の残り香
21
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灰色猫
透明に 煌く氷柱の 滴りを 口に含んで 春を味わう
46
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舞
この頃は降りくる雨もおしなべて優しき春の色を纏いて
23
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紗紋
夢語る過ぎしあの春今一人朝に溶けゆく友の面影
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