詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
ぐつぐつと 沸き立つ鍋に 箸二膳 鶏を運ばむ 笑める口へと
17
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林林
日が昇る頭を垂れて手を合わせ心静かに感謝の祈り
24
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まあさ
東京へ戻る息子にエールを送るつもりで落とすシャツの襟垢
21
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詠み人知らず
母作る雑煮と父の甘酒が恋しと思いつ丸餅を焼く
13
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まあさ
いつまでも勝てない手強い恋敵 「お仕事様」に夫は一途
21
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inosann
「綺麗だね」に即「そうだね」と言う妻と同じ雲見る 三保の松原
19
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へし切
冬ざれの岸辺に咲ける水仙花こうべを揺らし春を待つかな
31
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inosann
妻と娘に引かれて行きし義母の背を見ながら歩く三保の松原
15
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紫苑
魂の緒な取りそ取られそあらたまの春なほとほき蘇丹にゐて
12
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コーヤ
あの時に こうしていれば 良かったかな 後でさ迷う 戻れない現実
17
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コーヤ
赤染むる朝焼け惹かれ眺むれば希望に満ちた朝陽が昇る
20
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inosann
「来年も来れたら良いね」とついと出る義母、妻、娘と三保の松原
15
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澄舟
お散歩は折り返し地点のびのびと老犬テツさん公園に休む
14
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詠み人知らず
皇居参賀陛下のお声は若々し旗振りおれば目頭潤む
17
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詠み人知らず
穏やかなひととせとなる予感あり 宙の動きも 人のこころも
27
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沙久
エコーには気持ちまで見透かされそうだ 暗闇でやけに冷たいローション
26
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まあさ
帰省中 飲み会続く子の寝顔 幼子のごと見ゆ昼下がり
23
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ながさき
三日月と 宵の明星 寄り添って 仲良きことは 美しきかな
28
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石川順一
目覚めれば日の出を拝む時に良し二度寝三度寝がそれを拒めり
19
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桐生賄
朝晩と お膳を供え 合掌し ああ素晴らしき 日本の風習
17
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