名鈴のお気に入りの歌一覧
緒川みるな
とどめなく路傍に咲くや百千草秋の憂ひを身に祕めながら
6
もっと見る
夏深
虫の音が秋を奏でりありのまま生きたいこの身調べに任せ
7
もっと見る
夏深
野の花に誘われてゆく秋の土手疲れしこの身の置き処あり
12
もっと見る
舞
好きな色場所など語る木洩れ日の君の瞳よ映せ吾が影
8
もっと見る
おじい
色褪せし 曼珠沙華の そを見れば 此の山里を 哀しと思う
11
もっと見る
おじい
何かしら 背後寂しと 思ふとき 曼珠沙華は 其處に咲きてあり
10
もっと見る
Chico
今宵 みな 惡魔の樂噐に拐われて 肉體にうかぶ自由の單語
11
もっと見る
KEN
浮かれ女の 心虚ろの 手招きや 風無き彼岸 白萩枝垂れ
12
もっと見る
横井 信
秋風に色を変えてく桜葉の落ち着きなくす嵐の予報
12
もっと見る
ケンイチ
町という町を秋へと変えてゆくこの前線はためらいもなく
11
もっと見る
谷村思亜
精一杯 世界を愛せばそれでいい どれだけ生きても一生は夢
8
もっと見る
トウジさん
唐言葉理解できぬが没法子 心に残る意味知りてのち
5
もっと見る
只野ハル
秋だからあのアダージョを聞きたくて古いレコードに針を降ろす
7
もっと見る
只野ハル
道端に花を見つけてしゃがみ込むきれいだねって言ってみたくて
10
もっと見る
滝川昌之
係留を結び直せば台風の 進路の入り江 船黙り込む
17
もっと見る
みをつくし
計らずも君が佳き日を伝え聞き 実習授業は しどろもどろ
19
もっと見る
ななかまど
大株の渦根気よく数えればむかしむかしの風ふいてくる
12
もっと見る
芳立
うつせみの世にうつろひの風ふきてあきらめかぬる夏のぬけがら
5
もっと見る
舞
黄色葉のふわりと落ちて虫食いの穴から覗く青空高く
13
もっと見る
おじい
搖るるもの みな身近にて みすず刈る 信濃の野邊に 汝れが手を振る
11
もっと見る
[1]
<<
357
|
358
|
359
|
360
|
361
|
362
|
363
|
364
|
365
|
366
|
367
>>
[627]