桃山のお気に入りの歌一覧
茂作
相對性動く歩道を歩く人 ホンノ少しの長生きをする
14
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名鈴
狩り暮らす 手足りは道の 見えずとも 必ず家に 帰るとぞ聞く
10
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名鈴
狩人は 黄葉づる桂に 仮寝かは 袖より甘ゆる 香り匂へり
9
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恣翁
夕陽は茜の沓を履きて逃げ 代りし月ぞ 金の粉を吐く
19
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名鈴
美しき 菊竜胆を 選り捧ぐ 青空高き 秋彼岸前
16
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橘
運命の出会いを果たす人と人一体何組あるかこの世で
9
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へし切
吹きわたる秋の野風に女郎花うちなびきつつ誰を恋ふらむ
14
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名鈴
野分去り 心も平に なるべきを 細波止まじ 君を恋ふれば
17
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橘
フリーザーに甘酒入りのアイスクリーム季節外れに残る涼しさ
8
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名鈴
我が友よ 手をば繋がむ 逍遥せむ 黄昏過ぎて 星出でてなほ
10
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ひげじぃ
ねぇ、似合ってる? 亡き妻に問いかけているユニクロの試着室
8
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ながもち
突き抜ける空の青さに秋を知る野分のあとの土曜日の朝
10
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ひげじぃ
かみさんをおまえあんたと呼んでいた そっちへ行ったら名前で呼ぶね
11
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名鈴
汝が袖に 夢も現も 守られて とろめき眠る 風も忘れて
11
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名鈴
朝朗け 野分の風も 吹き過ぎぬ 事無かるごと 秋の虫鳴く
15
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朝比奈
秋の野に木の実採らむと訪れて萱の伏屋に一夜寝にける
13
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橘
栗ご飯イメージ描く手に痛い鬼皮渋皮剥ぎ除きては
9
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名鈴
昼ながら 雲重なりて 生暗し あな憂野分の 夜半に荒ぶや
15
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千映2
右乳房無くした母のお見舞いは目に焼き付く 彼岸花の咲く
7
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みっさん
我が慕ふ半身の君何何処にや我独り居る部屋の空虚さ
2
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