さいおんのお気に入りの歌一覧
なりあきら
長雨を 眺めて過ごす 神無月 露が滴る 白菊の花
9
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L.C
秋桜差し交ふべからず猩々木 のちのあしたは侘び寝わりなし
5
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KEN
一夜も 千年と思ふ 朔は ただ偲びをり 愛しき影を
12
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詠み人知らず
秋空に 群れて告げるは 赤とんぼ 早く帰れと 促す夕日に
10
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KEN
木の小径 つるばみ並べし 人有りて 誰に伝へむ 深まる秋を
17
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横井 信
うろこ雲ちぢれて並ぶ秋空にそっとまぎれて浮かぶ白月
16
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音蔵 雅秀
筍の 節目で伸びて 竹林に 逝く時咲かす 今生の花
9
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トウジさん
炎天に耐えて牡丹の蕾つく春に披露と流す秋風
9
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なりあきら
秋風が 草葉を揺らす 山里に 微かに響く 松虫の声
10
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KEN
秋の草 刈る人の掌の ふしくれを 思ひつ登る 杜の階
12
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ななかまど
風に揺れ雨に打たれる乱れ萩ことば少なの人と見る庭
17
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敦希
秋風に未だ香らず金木犀 眺めの移ろひ吾が知らぬばかり
9
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茂作
白玉が消えぬやうにと近づきぬ 淡きあやうし秋萩の花
17
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水無月
残暑長く秋は名のみと思えども目の先にふと赤とんぼの群れ
9
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茂作
早池峰のまだ見ぬ峯は霞にて なほ花おもふ遠き山越え
17
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へし切
秋の野に尾花くず花咲きにけり まねきとどめて道もゆかさず
18
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小林道憲
秋が来て 戸ごと窓をしめきりぬ 人声絶えて 夜ぞわびしき
8
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杜鵑草
なにとかく雲を恨みて歎くらむ今宵かぎりの月ならなくに
8
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へし切
秋は夜 月の頃には更なりと言の葉種を書きたむ 夕べ
13
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仙人の弟子
秋の夜の静かな空に花火映え 遠くの海も麗しきかな
8
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