中野美雄のお気に入りの歌一覧
沙久
文学の香りはしません私め 感性いずこの単純理系
14
もっと見る
林林
梅の実をまあるくまるく手に包み心ころころ洗う水無月
31
もっと見る
滝川昌之
ダクダク(濁々)と風より低くまた湧いて 最前線に六月の雲
21
もっと見る
藍子
一枚の紙切れだけどのし掛かる重さに耐えてる結婚届
27
もっと見る
林林
いつまでもいつまでも手を振り続け見えなくなった、また会えるかな?
36
もっと見る
kingface
雨上がり瓜取り行けば黒鳥の宴終ふや瓜あらざりき
6
もっと見る
中村
証明をすべき整数「主人公」 計算は「恋や友人関係」
4
もっと見る
沙久
優しさをもらった私は「これから」にどんな優しさ返せるだろう
26
もっと見る
千映
初冷酒地元の酒と決めている頑固一徹夫と三合
14
もっと見る
リクシアナ
はまなすの花鮮やかに咲き濡れて白き夏菊丘に波打つ
39
もっと見る
リクシアナ
花終えて茂る躑躅に蔓ついで風を絡めて鉄線が咲く
29
もっと見る
千葉 甫
人かげを見ることのない二階家の窓の一つに夜は灯点る
9
もっと見る
石川順一
夜目に見る青葉大変眩しくていちごを食べる夕餉の侘し
15
もっと見る
高松 蓮
泣きながら 「今日も お仕事 頑張って」 健気な吾子を 置いて出かけむ
13
もっと見る
高松 蓮
往く人の 首狩るばかりの ブーメラン つばめ低くて 雨すぐ降らむ
10
もっと見る
まあさ
いつまでも まとわりついて くる過去の 亡霊払い 踏み出す一歩
25
もっと見る
inosann
反論など何処吹く風の剛腕が問われてどうなる世界の舵取り
17
もっと見る
野々花
頑張らぬ事もひとつの治療だとモニター見つつ女医が呟く
30
もっと見る
青き銀椀
今日の事互いに話して終えられた一日の母と一日の私
9
もっと見る
青き銀椀
一秒の残像なりし自転車で過ぎしミモザの花の輪郭
10
もっと見る
[1]
<<
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
>>
[47]