遠井 海のお気に入りの歌一覧
恣翁
媚を売る ジャーナリズムの屍に 湧きし不潔な蛆虫どもめ
20
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葵の助
私には金子みすずは響かない 小雪と同じ顔になりたい
2
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紫苑
この夏に譲れぬものを持ちゐるか握ればおほき駅頭の手は
17
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みなみぐち
死にそうなことから救ってくれるけど死からは救ってくれぬ病院
4
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蓬ヶ杣
オレンジの針もつサボテン買ってきて、プラスチック?と疑う年月
4
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只野ハル
誰に入れたらいいかわからぬと言う認知の母と僕も変わらず
8
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文麿
忙しく講習會へ向かふ子を送り出したりひとりの夕餉
9
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村上 喬
街を行く群像の中群像の要素としての僕の存在
8
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ふきのとう
たんぽぽの小さき黄色に手を止めて戸惑いつつも鎌を差し込む
21
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只野ハル
病床の父の点滴見つめつつ僕の時間が落ちて消え逝く
13
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日向猫
熱気去り祭りのあとの潔さ瞬時に渡る日常の風
30
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詠み人知らず
はらわたの 煮え繰り返す 沸点が歳重ねる毎 低くなってる
8
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みやこうまし
京の町祇園祭りで賑えど 我は関せず歌詠む御所で
20
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詠み人知らず
師弟でも 親子でもない 信頼を 命で築く 主治医との絆
19
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詠み人知らず
秘めやかに悪魔に惹かれ顔を出す 破滅願望その根は何ぞ
24
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村上 喬
夏空を切り裂く飛行機雲見上げ歩き始めるそれぞれの道
14
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あんこ
さよならを受け入れてたらこんなにも辛くなったりしなかったかな
3
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花鳥風月
思い立ち SNSの中の僕消してしまった晴れた日のこと
6
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みなま
ハグされたい 男の人に一度だけそしたら泣ける 心のそこから
17
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只野ハル
抜け殻の上に抜け殻残す蝉空いてる枝がそばにあるのに
9
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