灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋日好
紅葉も花も逃した吾なれどベニマンサクの里に帰らむ
16
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秋日好
こっそりと庭に出たのに芝の上足跡残る霜降りの朝
10
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野々花
吹く風も二月にしては春めいた街の花屋で鉢植えを買う
15
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月虹
鮮明な空の高さと引き換えに僕らは何を手に入れただろう
26
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けん
北十字 沈みしときは しろとりよ夏の名残りも 共にもて行け
5
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ゆりこ
甘くない君からもらうのど飴の残る苦みもいつか無くなる
15
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詠み人知らず
渾々と涌きでるものの源を 探りたくなる 水の生物
19
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まろ
宙行かば第三宇宙速度超ゆ惑星遥か春愁残し
6
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くらら
春本番 まだかまだかと じらされて 厚手のコート 脱いだり着たり・・・
11
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詠み人知らず
優しさは君のお腹の薄皮の 下に潜んだ 内蔵のため
14
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七夜月
いつまでも 男社會と泣く姉の手のひらにつく 爪の跡
10
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野々花
家事をする爪に似合わぬマニキュアを夜の静寂に塗っては落とす
12
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ゆりこ
甘くない君からもらうのど飴の苦みはいつも喉に残るよ
16
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舞
買い来たる毬藻ふたつのビン底に添いて生きるを妻と愛でつつ
26
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野々花
福寿草 四株咲いた それだけで記事になりたる幸せな村
14
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詠み人知らず
やぁダーリン、おぅハニー。なんて夢を見た 醒めなくていい心地よい夢
5
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詠み人知らず
尻がいい。足首もいい。首筋も。 しかしなにより素敵な笑顔。
4
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詠み人知らず
「おはよう」が聞ければその日嬉しくて「お疲れ」聞くとぐっすり寝れる
6
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夏恋
もう君は強くなったわたくしにそそられたりはしないのでしょう
11
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恣翁
「買ふてくだぁ。 香箱蟹は要らんかねぇ。」 霙に 合羽のおばちゃん喚ばふ
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