灰色猫のお気に入りの歌一覧
朧月
香りたつ花のごとくは生きられぬ静かに刻を過ごして居りぬ
15
もっと見る
デラモルテ
こんなにも滿たされてゐる春の朝こんな氣持ちで生きて行きたい
12
もっと見る
たけくらべ
つれなくも心に決めし人なればいみじきことも厭わざるなり
14
もっと見る
詠み人知らず
恋人は声だけのひと遠くから 電波になって 飛んでくるのだ
21
もっと見る
けら
やわらかなセロの調べか春の雨 微睡み揺らすデクレッシェンド
13
もっと見る
舞
颯爽と北風に耐え枯れ木らは時を待ち立つ蕾抱きて
19
もっと見る
リクシアナ
また今日も薬手帳の一ページ埋まれるこれも生きるが証
25
もっと見る
詠み人知らず
好奇の目 かわしふてこく すっと居る。 優しい人に弱い僕です。
3
もっと見る
詠み人知らず
とり出して光に梅酒の瓶かざす失くした恋はとっても甘く
9
もっと見る
ゆりこ
そよぐ風 花びら入れた封筒を次のポストで投函します
24
もっと見る
ゆりこ
制服の裾をつかんだ告白を桜の蕾が見ておりました
18
もっと見る
詠み人知らず
声の色 目の奥の奥 細部まで 感じています あなたのことを
6
もっと見る
明鏡止水
君と微かな縁を繋ぐ携帯が 握りし我と共に脈打つ
11
もっと見る
詠み人知らず
好きでしょ?とラティーノが来て踊り出す クラーベ求めてスリーツーで
5
もっと見る
舶女チェルシー
叫べ!若人!好き嫌いなく大口で喰らえ!エレキは私が弾くぜ!
5
もっと見る
たけくらべ
いそしぎの群れ飛び遊ぶ波際に裸足になりて吾は春めく
14
もっと見る
舶女チェルシー
今日一の怒りミカンのピラミッドに埋めてクレオパトラは居眠り
4
もっと見る
硝子瓜
待ち合わせ前の本屋で袖を振る縁がわたしのバイブルになる
5
もっと見る
硝子瓜
貴方が運命の本よと思へどもツンドクの森で迷子になりぬ
2
もっと見る
桐生賄
引っ越しは まだもう少し 先なのに 涙こぼれる 思い溢れる
18
もっと見る
[1]
<<
3590
|
3591
|
3592
|
3593
|
3594
|
3595
|
3596
|
3597
|
3598
|
3599
|
3600
>>
[4552]