コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
いくばくか麻の袋に詰めこんだ太陽としての雑穀の種
21
もっと見る
可不可
ウタノワの誰に化けてゐるのルパン 私も守り抜かれてみたい
7
もっと見る
可不可
笑ったり泣いたり苦手なだけなのに クールに見えて得する私
8
もっと見る
リクシアナ
冬星を水面にひろげ君を待つ夜の冷たさ支笏湖の晩秋
23
もっと見る
可不可
遠い人と繋がっても眼の前の友とは途切れるスマホの癖
10
もっと見る
灰色猫
犬上郡荒神山にひっそりと栄華と眠る夢の城跡
17
もっと見る
可不可
妬くよりも妬かせる曲で踊りたい 同じ想ひ隠してワルツ
8
もっと見る
横井 信
色変わる池のほとりの桜葉を雨に打たれて見上げて歩く
12
もっと見る
つちだゆういち
あなたより和歌を賜り有頂天返歌浮かばず時が過ぎたる
10
もっと見る
つちだゆういち
愛猫のエリザベスカーラー痛々し僕の抱擁目を閉じ受ける
9
もっと見る
つちだゆういち
ネクタイを首吊りみたく締め上げて死刑の列に並ぶラッシュかな
7
もっと見る
横井 信
翳りゆく窓のひかりを見つめてる頭痛を抱え過ぎゆく時間
11
もっと見る
へし切
季節忘れ うすくれなゐに忘れ花 夕日の影に君かさね見る
22
もっと見る
夕夏
もちろんだりんぐまじっくへいせいにうまれいでたるでんしかくりつ
2
もっと見る
舞
北風にうつろ枯れ葉のかそけきを音と定めん立冬の日の
11
もっと見る
舞
朝日うけランドセル背負う子供らの群れに混じりて老いの身もいく
10
もっと見る
舞
幸せにすると誓いて添い生きる洗い物する丸き妻の背
13
もっと見る
舞
朽ちてゆく身には贅沢小春日の木洩れ日温き秋のいち日
8
もっと見る
舞
吾れと吾がはらからのみを生きてきた証しとぞして母隠れゆく
10
もっと見る
び わ
どれにする図書館の中うろうろと介護に適す絵本もとめて
6
もっと見る
[1]
<<
353
|
354
|
355
|
356
|
357
|
358
|
359
|
360
|
361
|
362
|
363
>>
[607]