名鈴のお気に入りの歌一覧
里香
夏すぎて秋来たるらし 朽葉色 風ひややかに人肌こいし
5
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宇佐木芙和子
集ひても密やかなりし曼珠沙華月の燈搖るる影かな
3
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朔夜
階段をステップ踏んで軽やかに駆けおりてゆく君はあきかぜ
9
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滝川昌之
望月を恋愛成就に例えれば満つ直前の夜の楽しや
20
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みをつくし
紅葉の不思議尋ぬる幼子に遺せし父の絵手紙褪せじ
20
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ななかまど
コオロギの恋の鞘当てかしましく気長に聴こう秋の駆け引き
12
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夏深
舞い降りし白鷺の群れ刈小田をいと麗しき屏風絵にせり
8
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梅星
花散らす夜鳴きうくひすなきはてて春の終りを惜しむあけぼの
2
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灰色猫
サファイアの光のような目をひらき私は神と口を利く者
7
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灰色猫
世界中どの青よりも美しいラピスラズリの海へ行こうよ
8
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灰色猫
嘘さえも夏を彩る恋にするアクアマリンの無邪気な瞳
10
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さちこ
ちっぽけな自分が好きだおおいなる感動に心揺さぶられてきた
11
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舞
何時からか遠きふるさと土の香に触れること無く歳を経るかな
6
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おじい
しなやかな 仕草をもちて 竿の上に 頻りなること 尺取虫はなす
7
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おじい
行合の 空の叢雲 湖はいま うちなるうねり 青青ともつ
10
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芳立
青きまま騒ぐ心をあとにしてしづかに樹々の末は染みつつ
4
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里香
激情を伝えるすべも知らぬまま さすらいここに ほとばしる歌
14
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横井 信
変わりゆく日々をうかべて道端の草の頭をつついて歩く
17
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うすべに
ゆく夏の名残りかすかに月見草 桔梗の色に染まる夕暮れ
12
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朔夜
月の夜にひかめく君のさだめならしかと見つけむ百里先とも
6
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