河のほとりのお気に入りの歌一覧
由良
路地裏のカケラが光を感じてる 闇は決して闇じゃないよと
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由良
暗闇を照らす光のその一部にもしも自分がなれるのならば
2
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まるえふ
指先にふれた刹那に目は覚めるそれでいいんだ大切な君
16
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まるえふ
君のこと特別なのは変わらない僕はきちんと笑えているよ
12
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まるえふ
きのうより少し眩しい夕焼けが目じりをてらす原チャの家路
14
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紫苑
ある朝に殺めしものよ今もなほ東雲のいろ胸にさしぐむ
9
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紫苑
陽とわれを隔つる鳥のかげ黒く冥府の果てに光のありや
14
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紫苑
不用意に零しかかつたくれなゐの飛沫を拭ふくちもとの真夜
6
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紫苑
幼な日のこころ遥けし雲々をわたつて歩む雨上がりかな
17
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紫草
夏初月瞼に薄き紅のせて幼女のように姑は駈けゆく
16
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紫草
肉体は止まり歪み沈みゆく無音無色の静謐な午前
14
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紫草
鬱々と湿りて重き心根は切り取り木陰に干しておきたし
13
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紫草
かくれんぼ秘密の茂み息ひそめふたりで摘んだ赤い野イチゴ
23
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紫草
なげやりにドアを閉めたる無防備に甘える年頃を過ぎし息子は
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紫草
過ぎし日の記憶たたみし讀み物の氣に入りの章繰りかへし讀む
12
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紫草
ああすればよかったのにと重き歩のその辻々に黄の花が咲く
18
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浅草大将
水茎に添へては花をかきつばた言のあやめを紛らはしつつ
17
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浅草大将
ひとり来て賀茂の河原に石を投ぐ誰にあふひの祭でもなく
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もなca
風吹けば光と影はさざめいて木漏れ日あおぐ初夏の公園
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もなca
化粧して戦闘服着て胸張って今日も一日頑張れわたし
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