名鈴のお気に入りの歌一覧
宇佐木芙和子
ひとりきり歩く夕暮れ ふた粒の金平糖を口に含ませ
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うすべに
しらじらと刈り田を照らす街灯に こくびかしげる立ち待ちの月
7
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トウジさん
鷹揚に紅葉盛たる奥津峡川面漂ふ一葉の未練
5
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滝川昌之
毬の中 三つ並んだ栗の実の真ん中だけが知るシンメトリー
18
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舞
花にさえ たとえてみれば 木の陰に 紅にたつ こい 曼珠沙華
4
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夏深
さり気なく一期一会の人に笑みまたどこかでと交わす駅前
9
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KEN
彩の日々 風の隨に 失ふも 散らず萎れず 秋の紫陽花
9
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横井 信
山寺へ枯れ葉踏みしめ神無月刈田にのぼる野焼きの煙り
12
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さちこ
満開の花の香りを使者に立て吾を招き寄すキンモクセイかな
8
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うすべに
お疲れと夏のカーテンはずした日 今年最後のゴーヤのサラダ
9
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滝川昌之
完治してリハビリ室を出る俺を気丈に祝う出れぬ老い友
17
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ななかまど
実は熟れて倒れし稲を起こすとき日の恵みなき細き茎見ゆ
13
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灰色猫
伝えたい言葉がきっとあったんだ心が愛を知りたがってる
8
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灰色猫
愛だけじゃ優しさだけじゃ癒せない心に傷はまだありますか
7
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灰色猫
届かない愛の歌ですありふれた愛に飢えてる子供の歌です
7
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梅星
夢にだに言ふや言はぬやいさめして遠く眺むるいさよひの月
5
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みをつくし
こぼれいづ麗し草花 陰支ふ 白妙菊こそ奧ゆかしけれ
20
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菜々子
悲しくて 切なくて でも好きだった この気持ちには 嘘はないから
5
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ガビー
塩運ぶ山の険しさ思うとき 道の辺に見る馬頭観音
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舞
遠き日の吾と語らう秋の夜の酒は静かに酔いの沁みゆく
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