紫草のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
ゆらゆらと揺れる切り絵の道を踏む夏日険しき御所の林間
21
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五穀米
生け贄と蔑まれたる日々のあるひとも笑いてただ眺めおり
14
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横雲
匂ひ立ちぬれて涼しき片影の風に佇み髪解きし人
5
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恣翁
雲切れて 新月冴ゆる黄昏の苔むす壁に 落首見つけつ
41
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falcon
引き潮の浜にのこれる貝いくつ薄紅あはき汝を拾ひし
15
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桜園
にぎやかに蝉なきはじむ朝の庭悩みし耳鳴りかき消されゆく
12
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桜園
猛暑ゆえ食のすすまぬ朝げには青じそ入りの味噌汁すする
27
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紫苑
さきの月ひと日の意味を問ひをりし一首のありきうたびとの逝く
21
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詠み人知らず
何だかさ 心とっても 疲れてさ折れそうだけど 折れたら負けだ
6
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赤石仙人
陽が昇る前こそよけれ農作業畝を作りつ稔りを想ふ
4
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赤石仙人
六年の夢から覺めて脱皮せし蝉を小鳥は咥えて去りぬ
11
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田中悟
心には小さな穴があいていて微妙にぶれて僕をかたどる
3
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田中悟
幸せがここにあるって思うとき隣に君がいたらいいのに
3
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律
あたしには 心揺さぶる言葉でも みんなの空では星屑みたい
1
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たんぽぽすずめ。
蓋弾く開閉音が風鈴のようなキィーンで涼しきデュポン
7
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もやし
なにゆえにくっつく重なるアゴ乗せるおっぱい飲むも眠るも団子
8
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千葉 甫
床に差す月の光に落ちている風鈴の影折々そよぐ
11
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鏡月
連日の暑さのゆえかうつつには逢えるはずなき貴女が夢に
11
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紹益
じりじりと 痛い日差しが 肌を刺す 日焼けするには キツイ年齢
22
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リンダ
鈍色の水さし照らす銀の月 眠りしものの美しきこと
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