平 美盛のお気に入りの歌一覧
四季野 遊
軒下の汚れも清きつばくらの今朝は巣立ちか暮れも帰らず
15
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若楓
その人の愛する薄い桃色の古代蓮ほど咲くは叶わず
14
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若楓
この年は未だ蕾の白蓮の青々の葉を今朝も眺めり
12
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沙羅
明日は自分でつくるものだから可能性は無限にあるわ
11
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詠み人知らず
世界中を敵にまわしても 信じてくれる人がいるそれが幸せ
8
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雪割草
空仰ぐその目に映りし人馬座の光は四年宇宙を旅せり
15
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薫智
全力でぶつかってきた姪の手がみぞおち入り笑い悶絶
15
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螢子
全力で突っ走ったあの夏の後遺症と闘う日常
13
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詠み人知らず
転んでもタンスに小指ぶつけても泣いたりしない全力中年
15
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螢子
「ありがとう」言葉は別れを含みをり「さようなら」とは言わぬ二人は
26
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三沢左右
おほどかに咲けよひまはり大輪にうだり輝く夏をも込めて
20
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浅草大将
空蝉も消ゆる伏見の松の端にのこる月の夜来つる甲斐なし
11
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ふきのとう
半夏生うたのわの歌幾度となく読み返しつつ今宵ふけゆく
12
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ゆびきゅ
常識に抑圧されし闇の声 「おのれも知らず何が常識」
29
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浅草大将
うたの世に反革命をなすの湯のたぎる思ひは不治も長けれ
12
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芳立
あらなみのくらしの海の世をふるにまださみだれの明けぬ朝かな
15
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紫苑
ねぇといふかたちにひらく唇にふくむ山桜桃ほどの恋情
23
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芳立
あかねさす日の入る海にむらさきの君ふる袖をひとりまつ風
29
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由良
濡れないよう傘を傾けてくれたから右半分だけが びしょ濡れの君
10
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悠々
水無月の眞晝の月の白々にあたたかき水わが目よりいづ
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