葉月きらら☆のお気に入りの歌一覧
秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
73
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日向猫
一年を微睡み過ごした日向猫 にゃあと一声 歩き始める
54
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詠み人知らず
茹で上げたブロッコリーに塩ふればさっきの涙パパッと消える
13
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ケンイチ
さらさらとつもらぬ罪を負ひながらあをの小径の雨はかなしき
4
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詠み人知らず
雨風を独りでよけて生きて来た強さがあるねと言われ頷く
18
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すばる
この先もずっと続くと思ってた淡い期待はポンと弾けた
18
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紹益
消し去りぬ ことの叶わぬ 過去背負い これから先も 生きるしかなし
16
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あかる
他愛なく交わす小さな約束は 君との明日へ渡す架け橋
6
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灰色猫
閉ざされた扉の向こうガラス越し 手と手をあわせ想いあふれる
13
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律
「言葉にはできない」とでも言うのでしょう?無口なくせに、魅せる紫陽花
3
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律
本当は悲しくもなく儚くもない 紫陽花が惑わせる雨
3
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へし切
紫陽花の淡き想ひに惑ふれば涙に曇る水無月の空
29
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恣翁
木の間から陽は漏れ 苔や羊歯類のひそひそ話に 耳を傾く
32
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夏恋
魂の宿る蛍のようだった逝く夏の夜のあの観覧車
35
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聴雨
ため息の衣に片袖とほしては窓べに雨のながるるを見ゆ
12
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詠み人知らず
街の灯が雨に滲めばじんわりと心の泉に淋しさの湧く
34
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紫草
裏山の栗の木の花総立ちてひりひり想う彼の人との距離
23
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夏恋
急激に大きくなった雑踏が乖離し響くさよならの声
10
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紫苑
窓の辺をうつ雨しるしはるかなる田の面におもふみづのかさなり
12
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紹益
白百合の 清純無垢な 花に似る 白い制服 包まれし君
20
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