詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
空高し紅葉まといて山々の金襴緞子や九十九折の道
8
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滝川昌之
空を見て死んで逝きたい仰向けで土と樹ばかり見てきた蝉は
17
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横井 信
手術から一年経っても止まらない痺れた足で歩き続ける
13
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KEN
こはるびの 光の綿に 遊ぶ夢 山の木末に 散ればたそがれ
15
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へし切
うつせみのかれる身なれば愛おしと移ろふ秋の忘れ音を聞く
20
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詠み人知らず
朝霧のただ立ち込みておぼろげな五重の塔へ続く玉砂利
13
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へし切
季節忘れ うすくれなゐに忘れ花 夕日の影に君かさね見る
22
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もみじ☆彡
憂しことも 世の濁りしも 知らぬかな みどり児いだき 吾も浄められ
12
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KEN
線彫りの みほとけに添ふ 野の菊の 花の殘り香 凍へて濡れて
12
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舞
朽ちてゆく身には贅沢小春日の木洩れ日温き秋のいち日
8
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詠み人知らず
風邪ひけば吾を背負う母の小さき背ぐらぐら揺れる雪の坂道
7
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横井 信
知らずともわかるのだろう優しさは 花の名前を僕は知りたい
14
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横井 信
夕暮れの空を見上げてもう一歩 許されるなら前へ進もう
9
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蔓葵
雨の夜の星か真冬のほたるかも窓にうつらぬ真備のまちの灯
16
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へし切
茜さす夕日の中に 君の名を 呼べばまた 君に逢えるだろうか
21
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KEN
散り惜しむ けやきの木末 百舌鳥一羽 時來たる事 告げて高鳴く
16
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舞
幸せにすると誓いて添い生きる洗い物する丸き妻の背
13
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詠み人知らず
枯葉舞う道に我ひとり金色の波路分け入る影となりにし
10
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詠み人知らず
忍び寄る老いの哀しみ見栄はって若づくりすればなおなお虚し
16
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詠み人知らず
ままならぬ時の流れに降る雨の侘しきに咲く霜月の菊
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