紫草のお気に入りの歌一覧
夢士
薄日差す常磐の道つき進む青田広がる関東平野
18
もっと見る
真雪
抱えれるものだけ抱えていればいい その他のものは誰かに任せて
6
もっと見る
只野ハル
午後八時半額になった鰻重を買う中国産を気にしつつ
16
もっと見る
リンダ
ポケットの薄荷の飴は懐かしくエプロン姿の母は若くて
10
もっと見る
リンダ
梅雨空に遮光カーテン閉じられて杖つく影がまあるく写る
8
もっと見る
詠み人知らず
水の中 青い硝子のラムネ瓶 透かして映す 夏の川底
21
もっと見る
詠み人知らず
北欧の湖でしばし羽伸ばす鳥は少し長居をしたくて
5
もっと見る
inosann
夕暮れの木々より湧き出づ蝉時雨今日の名残りに一際たかく
25
もっと見る
工藤吉生
ぴかぴかをことごとくぼろぼろにする時間の黄ばみ、ひどく不潔な
4
もっと見る
大野 冨士子
潮は引き船渠サイドのクレーンが 腕を伸ばして 島を支える
115
もっと見る
大野 冨士子
夏休み旅行どころか外食も 珍しかった 昭和の子供
115
もっと見る
工藤吉生
自動車の車内ライトのうすぐらさ五歳くらいの頃から好きだ
5
もっと見る
ゆめ神楽
掻き分けて押しのけて前へ出る 人生にそんなに急ぐ事はないのに
2
もっと見る
ゆめ神楽
「あつしには係はりのねえ事で・・」 云へたらストレス溜まら無いよね!
4
もっと見る
大野 冨士子
スーパーの袋が指に食い込んで ブチ痛いのが アホらし楽し
35
もっと見る
まあさ
日曜の 朝の憂鬱 台風が三個も御座す たまごも御座す
17
もっと見る
大野 冨士子
あと何度ご飯喰えるか数えたら ハンバーガーは 埋葬すべし
35
もっと見る
千映
六分の一の西瓜をぶら下げて歩く翁が可愛く見える
20
もっと見る
滝川昌之
日に焼けた球児を見ては新聞に今年も探す母校の名前
27
もっと見る
蔓葵
木漏日のさすがにつらき熊野路にみゆきのあとやかく残りけむ
7
もっと見る
[1]
<<
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
>>
[846]