KENのお気に入りの歌一覧
つゆふみ
その土は三十年後県外へ「どこへ」でなくて「いつを起点に」
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つゆふみ
掘りたくてしかたがないのムカワリュウしかたがないさホモサピエンス
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つゆふみ
背びれあるあの剣竜も身を捨てて守る小さな命を 僕も
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へし切
枯れはつる尾花が下の思ひ草はかな憂き身の露のよすがや
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横井 信
歩き出す朝陽の中に刈たての稲田に香る風の挨拶
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詠み人知らず
駅前から図書館までの左手に沿えば掘割美観地区あり
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コタロー
大佛に興味示さぬポメラニアン笑つた顏で主人を見てる
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コタロー
釣りをする少年リールを卷きながら茜の空と勝負するなり
8
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コタロー
可愛いくて得をしてゐる小型犬ベビーカーにて散歩するなり
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滝川昌之
カレーなど作り過ぎては子らのいた日曜夕餉に妻戻りゆく
16
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詠み人知らず
路地通り日は強くとも風は秋ふうせん葛の黄ばむこの頃
11
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うすべに
風起こる すすき揺れれば月うさぎ 墨絵の雲の切れ間にはねる
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恣翁
苔の上に 静かな風の声響き 木洩れ日揺らせ 光らしむめり
11
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行宮偏(仮之名)
自らの手になる象自らで守るなる我の張った居城は
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行宮偏(仮之名)
己が城 玉座にあれば心労は休まるまいて この吹き曝し
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へし切
雲居なす心もしのに月影の 今宵この月 仲秋の月
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へし切
日の暮れの早きに秋のおとずれを夜には秋の虫の声を聴き
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横井 信
草むらを気ままに踊る秋の蝶 湿った風にそっと流れる
11
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横井 信
はらペコの子猫もじっと待っている釣り竿ならぶ秋の堤防
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灰色猫
切なさを癒やす言葉を求めたの恋の歌では満たされないの
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