トーヤのお気に入りの歌一覧
垂々
駄菓子屋の・ミネラルまみれの十円の・泥のこどもの・世界の・春の日
21
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つやはき
理屈付け 先回りしては 打ち落とし 残った手札に 嘆くばかりの
5
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栞
ホーム端、ベンチに座ってきみを待つ過去のわたしを車窓から見る
16
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氷魚
ありったけ泣かせてください今だけは飽きたらうんと笑いますから
12
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氷魚
強がりを爪先いっぱい押し込めて7・5センチのヒールを鳴らす
12
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じゃこ
世の中の厳しさはよくわかりましたでは対策も教えて先輩
11
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聴雨
ワタクシは日々精進の歌でなく呼吸としての歌を詠みたい
14
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じゃこ
ねこたちのあこがれスターにしきのとエルビス・プレスリーとそうめん
4
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竜胆
好きかもね ただ何となく 君のこと クラクション鳴る隙に呟く
4
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ムラサキセロリ
パパ!ロックにはロールもないとあたしヘドバンできないって言ったじゃん!
7
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さとうはな
「恋」という文字の頁が哀しくも明るく見えた午後の図書室
14
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只野ハル
階上の君の窓辺にともる灯を少し明るく夜景に描く
14
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栞
きみの言う「すき」という語の翻訳に五年の月日を費やしている
9
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ほたる
桜咲けば胸いっぱいに潮満ちてこぼれた後にはぬるいコーヒー
10
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浅草大将
身にしみてうき世の風の冷たきにただ春の陽のうらうらめしき
20
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加祢
絡まりし思いもすうっと引いてゆく氷枕の心地よきこと
21
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垂々
微笑んで暮らしていますあの頃はミラーボールに見えてた月と
24
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たんぽぽすずめ。
東京に砂漠があれば寂しがりばかりが集い園にもならむ
8
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聴雨
詠まぬ夜も詠めぬ夜もあり夢現君がひと歌ひもといてみる
11
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紫苑
ゆふぐれの溝にしろき星のごと叢がり咲ける沢潟の花
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