平 美盛のお気に入りの歌一覧
メガネ
さわさわと木々を奏でるそよ風は吾を迎ふる祖母の声かな
30
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芳立
さみだれのふることさへく唐土の原におりなす大和なでしこ
13
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加祢
神代よりうけ歌はれし敷島の道国歌となりて継がるる
23
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後藤郁弥
疲れだけあつい湯船でとけてゆき明日を生きる自分が生まれる
4
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卯月
街角で猫とニアミスするような奇跡を重ね僕らは出会う
20
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聴雨
月のやうにいつの間にやら見守られ風の如くに奪い去る君
13
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聴雨
ぬばたまの黒髪に君ゆび絡め唇うばふ疾風の如く
20
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浅草大将
言の葉を常盤堅岩に茂らさば身はうたかたの露と消ぬべし
21
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光源氏
つのりゆく月夜に濡るるつまなればつかの間の夢露と消ゆるまで
20
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光源氏
鳴かぬなら鳴くまでまとうほととぎすいづれあの世に旅立つまでに
15
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薫智
旋律が跳ねるドリームシアターの激しさ華麗胸を貫く
13
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詠み人知らず
足りぬネジ全部君が持っていた 君のネジも私の手の中
7
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沙羅
コクリコの可憐な花に静かなる烈しさをみる風が変わった
10
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紫苑
みぢか夜のはじめとをはり括るごと交はせる君の波にかがよふ
15
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山桃
朝霧の八重の雲ゐをぬぎ滑し天の水色こぼるるばかり
18
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たちかわ
見慣れない言語で綴るほかになくまだ迷ってるピリオドの位置
6
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光源氏
とがむれど花たちばなのかげろひにありと見ゆらむ霞渡れし
14
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光源氏
恥ぢらひて眞澄みの月に隱るるもまがひの影は戀ひて泣かるる
14
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トーヤ
雨粒が透明だって気付いたの今日の世界はモノトーンだから
13
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螢子
汝がうたに涙流せど世の人の尽きせぬ想ひ消ゆることなし
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