詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
砂浜で掬って残った一粒のような人生 だから大切
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inosann
妻に問う今日の短歌の出来栄えは決まり文句の「いいんじゃないの」
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ラベンダー
しとしとと 秋雨の降る 夕刻の 冴えない雲に 少し苛立つ
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まあさ
ため息は もう、まだ、やっと それぞれの 苦しみはらむ 被災地に秋
23
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まあさ
半袖の 客で賑わう 百均で 幅をきかせる ハロウィングッズ
23
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まあさ
虫たちの ハーモニー聴き 満月は 満足そうに 微笑んでいた
20
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ながさき
圧力を かけるだけでは ダメでしょう 要求聞き出し 是々非々対話
26
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ながさき
核保有 大国並みに なれたなら 自国の民は 幸せなのか?
28
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夢士
様がわる朝の通勤丸の内スーツネクタイ背に負うリュック
22
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夢士
半世紀経ちて友垣集めむと声かけ偲ぶ制服姿
20
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夢士
手のスマホ画面の刃火花散るキラリ胸元銀の十字架
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恣翁
秋の日の旧街道に 気まぐれな風吹き抜けて 雨を呼ぶべし
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秋日好
朝呆け 裡に隠して 堪え だらけ あれは単なる性のたじろぎ
14
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秋日好
病葉が硝子天井滑り降り落ち葉敷き積む香の戻り来る
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秋日好
チャンネルを替えた途端の三音でモーツァルトと思った孤独
21
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秋日好
二つ目に落ちた林檎は色づいて小枝と葉をつけ厨に居座る
22
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吉野 鮎
美し郷落人の里にあきあかね石組みの道を赤にそめ飛ぶ
20
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半格斎
並びゐるおうなの先にゆかしくも 天竺牡丹は秋風にたつ
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荒野のペンギン
善きことがなんにもなかった今日の日をトリスとともに見送る夜更け
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恣翁
道退くに 忍び音漏らすも 彼ゆゑに 妄りにし 目の皺にならなくに
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