詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
腰落とし 小走りに先を案内する 仲居に 覚えず足速めたり
20
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恣翁
文法に 誤りあらば正さまし 素直な心 ともに吟ぜむ
18
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恣翁
一天に 墨零すがに雲走り 珠躍らせて 白雨降り初む
17
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恣翁
熟れにける梅の実 濡らす糠雨に 午睡から醒め 艶詩を写す
27
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恣翁
長き脚で 体支ふる盲蜘蛛 ロボットのごと 揺れ歩きたり
19
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恣翁
空と水 悠々たるに 舟出せば 蝉鳴くほどに 幽玄の増す
18
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恣翁
しなやかな肢体の影を 水底に ニンフの君ぞ 揺らめかせける
19
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恣翁
暮色籠め 蓮の紅は見えざれど 白の弥増し 闇に浮き出づ
19
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恣翁
草庵の客を饗へむと 杯を 呉茱萸で作り 調へつべし
12
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恣翁
白蘋の花摘む処女の あどけなき 白き素足ぞ 嬌めきにける
20
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恣翁
二年と半ばで 届きし一区切り 万の評価 ありがたきかな
31
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恣翁
山容は 昔の儘に 飯梨の 淵に映れど 夏草繁し
12
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恣翁
夏虫の飛びつ憩ひつ 眺めては 君が肌着を縫ひて 夜明かす
17
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恣翁
打ち捨てよ 過去の森なる我が歴史 市場に散らばる 雑魚のごとくに
35
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恣翁
炎陽に 背から汗噴き 草切れる 農夫に頭 垂れざらめやも
19
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恣翁
中天の片割れ月さへ 蒸し暑く 汗をかくがに 暈纏ひけり
21
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恣翁
燃え盛る陽は じりじりと昇りつつ 真昼の影を 飲み干さむとす
21
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恣翁
喧騒を離れ 心に幾許か 悟りに遠き平穏得たる
18
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恣翁
嘆きつつ 月読む我は安らはで 過ぎ来し方を 未練にぞ想ふ
21
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恣翁
夜更くるに 軒の月さへ蒸すものを 虫の集きに微涼を覚ゆ
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