みろくのお気に入りの歌一覧
安井シンゴ
お隣に「つまらないものですが」云い、土産を渡し近況を訊く。
9
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林林
去る人に寂しと云えず長き文ゆるゆる書けど時は無常で
20
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詠み人知らず
井の中の蛙は大海を知らぬけど 空の青さは知つてゐるのさ
9
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詠み人知らず
早起きし仕事の母へエールだと作って笑う 茶色の弁当
13
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新座の迷い人
墓参をし 兄の遺影に 挨拶し 後は来るまじ 最後の別れ
11
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秋日好
顎の裏に口つけてみれば艶映える首の付け根に指で触れつつ
17
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林林
震えてる肩抱き寄せて手を握りきみ温める言葉贈るよ
22
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秋日好
キーボード触り始めて三年目下手にはならないこの安心感
17
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秋日好
「 」きみ温める言葉贈るよ
15
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松井一馬
くだらない冗談に君が吹き出して間一髪と思ってたのに
9
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恣翁
ポツポツと 雨落ち初めて 小手毬の 遅き花房 微かに震ふ
27
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松井一馬
もし生きて戻らなければ面識はないけど香里奈に愛していた、と
7
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舞
神前に垂れるこうべの直心打つかしわ手の音も清しく
10
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び わ
大切にガラス細工の宝物わずかなトゲで崩れ散るかも
7
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吉野 鮎
沒りゆく陽の殘照を追ひゆける車窓に山藤確と紫
12
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詠み人知らず
無力でも誰も救えぬ自分にも励ます旗を掲げる手はある
23
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詠み人知らず
自分という器が脆く無力だと深く思い知らされた日
9
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詠み人知らず
散る花が水に儚く沈むたび心に津波が押し寄せてくる
9
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吉野 鮎
初夏の風渡りゆく鈴懸の若葉にまろぶ光のきらら
13
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吉野 鮎
逆上がり逹成感に紅潮の女兒の頬 初夏の風
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