詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
滿天の星の配置を考る過去今未來世界は一つ
6
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幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
13
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もみじ☆彡
秋雨に へだてられきや 遠つ人 はや雁が音も 聞こえたるにな
19
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ななかまど
門前の石段のぼる晩秋の風父の忌日の遠くなりゆく
6
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萱斎院
あき早し 舟かげ絶ゆる松島の みやこへなびく沖つ横雲
17
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夢士
乳母車つかまり歩く老人と補助具を付けし老犬の往く
9
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横井 信
晩秋の遠き山まで見渡して気持ち新たに踏み出す一歩
16
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KEN
もののふの 折れた刀の まぼろしか 夕陽に尾花 からめての跡
14
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芳立
いにしへも今も歩めり母と子は銀杏落ち葉の黄金の道を
5
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舞
少しづつ夢すり減らしいち日を過ごしすぎつつまた一つ老い
7
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ななかまど
やさし陽を浴びてしあわせ蜂屋柿軒に吊るされ緋のすだれかな
9
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滝川昌之
落書きの相合傘は時として本人が書き本人が消す
21
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へし切
秋暮れてひとり侘び寝の夕月夜こころの空に響く忘れ音
20
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夢士
小春日や散り敷く落葉跳ね除けて小さき花咲く陽だまりの路
15
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横井 信
雲多き朝の冷気を吸い込んで彩りを増す優しさ探す
16
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詠み人知らず
掘られては長きまどろみへグラジオラス吐息ひとつで春を待つらむ
8
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藍子
朝夕の寒さに夏が恋しくて秋の夜半は暖房入れる
14
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もみじ☆彡
歳重ね ほだしの衣 脱ぎすてて もろ手にいだく 自由と孤独
12
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滝川昌之
お互いに本望でない蜘蛛の巣と着地できずにもがく枯れ葉と
23
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リクシアナ
冬星を水面にひろげ君を待つ夜の冷たさ支笏湖の晩秋
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