詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
入り日とはかくもうつくし朱の空西方浄土さもあらんとぞ
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藤久崇
市駆くる 児らは国こそ 違えども 呼ばえる声は たらちねの母
16
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朔夜
真っ直ぐに歩まなくてもよいのだともっとはやくに気づいていれば
10
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新座の迷い人
帰り道 ラジオで聞きし 懐かしやサムテーラーの 演奏を聴く
12
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夢士
五月空打ち出し太鼓響きをり稀勢の里へと流れゆく風
14
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只野ハル
創作の旅に出た作家の捜索は難航しているらしい
14
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葱りんと
何聞けど 返ってくるのは「うるさい」で 青春思春期 ほんとウルサイ
15
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石川順一
十薬の白き花咲き初めけりテラスの下はコンクリートで
12
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葱りんと
オレンジの 夕日「キレイ」と 言い合えた 綺麗に締まる 今日のおしまい
15
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石川順一
柿の花蜂の羽音がずっとする柿の若葉が日に映えて来る
11
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灰色猫
朝靄のキリマンジャロの山水を洗い流して雨を祈ろう
16
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灰色猫
愛してる僕が知ってる君よりももっと深くの君への旅路
20
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詠み人知らず
長き指 するりと目もと拭はれき 心ふるえて気づかぬ涙
19
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舞
何本か花買い帰る夜もあり無駄使いすと妻は笑みつつ
16
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inosann
つり革が揺れの様子を見せながら前後左右に一様に振れる
20
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まあさ
リハビリを 続けた夫が 四ヶ月 ぶりに自分の ベッドで眠る
23
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野々花
青い花ばかり集めたガーデンは花盛りでも何処か淋しい
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九條千鶴
この赤はきっと誰かに恋をした証拠なのだと林檎を触る
6
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野々花
まだ髪に似合うでしょうか柔らかなしろつめ草の冠を編む
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千映
パン食に鯵の干物もなんのそのそしゃくしっかり元気な母で
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