紫草のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
横文字になぞった声の響きにも寂しさ灯る夏の夕暮れ
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詠み人知らず
その羽は一日何度も衣装替え七変化する蜻蛉の姉妹
7
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只野ハル
手握られ引き寄せられてキスされたセンパイもどきどきしていた
19
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只野ハル
水に流せない汚れだと思いつつ食器をティッシュで拭いている
10
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灰色猫
おはようもごちそうさまもおやすみも実は魔法の言葉なんだね
17
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詠み人知らず
他人様に協力いただくことならば 根回しくらいしたらどうなの
12
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詠み人知らず
素人も三度も同じ事すれば 事情に通じてくるのは道理
15
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inosann
仮にもし空気を金で買うとして そんな世の中「はなから」断る
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林林
誰からも見られなくても別にいい孤独の中の神の祝福
24
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大野 冨士子
席を取り化粧はじめる高校生 ここは地下鉄 キミは男子だ
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中野美雄
百合木の葉群の揺るる空の青を声響動もして暗き大き影すぐ
7
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中野美雄
癌病棟に母を見舞へる昼下がり「ちゃんと食べてるか」と病み衰へて
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舞
「蝉捕るの 得意だった」と 遠い日の お転婆語る妻日傘から
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大野 冨士子
べとついた手脚を拭いた濡れタオル ひざ掛けにして 一息をつく
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大野 冨士子
君たちを庇護してやると悦に入り それが差別と 分からぬドアホ
41
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大野 冨士子
中年も初老も老も赤ちゃんも 地球を出たら 沸騰するね
41
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詠み人知らず
憧れのあの人からの拍手來て 舞ひ上がつちやふ うたのわの午後
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恣翁
耳澄まし 聞こえぬ筈の 夜の声を 首を垂れて聞き入りてけり
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詠み人知らず
夕焼けの雲のボタンを掛け直し夜へのステップゆっくりゆっくり
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大野 冨士子
何かしら良いことのある予感には 妻の笑顔が 不可欠らしい
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