横井 信のお気に入りの歌一覧
しきしま
小雨降る野辺に咲きつる山吹は今日を春日と知り初むるかな
11
もっと見る
なりあきら
道端に すみれの花が 咲いていた 誰も気づかぬ 一輪の花
7
もっと見る
KEN
冬徹し 泥土と紅葉は 釀まれ旨酒 隱り沼に 椿浮かべて 醉ふや鵯
11
もっと見る
舞
上陸すサッポロまでは電撃戦北海道へサクラ前線
8
もっと見る
詠み人知らず
海までも 野も狹に菜花は深海枩の 見る果てのなく黃の廣ごる
5
もっと見る
び わ
専用のトカゲが水を飲むところ今日は親子で三匹揃い
7
もっと見る
積 緋露雪
胸躍る大渦逆卷く闇の闇呑まれて嬉し異宇宙見たさに
2
もっと見る
茂作
春なれど人のそぞろに戀しくて 文書きながら出さず仕舞ひぬ
16
もっと見る
千映2
情けないと泣き言増える高齢者人並みですよと便りに添える
7
もっと見る
杜鵑草
枝垂れたる木香薔薇の匂へれば君がみ髪に花を挿頭さむ
13
もっと見る
かを3
加速する老いに抗い苗木植ゆ三年先に実るかミカン
5
もっと見る
かを3
集団で登校する子先頭の六年生の顔誇らしき
11
もっと見る
かのん
君ねむりひとりリビング広くなる静かな夜に無音がひびく
7
もっと見る
うすべに
おだやかな春雨ながめ憩う鹿 こまかい紅のまつげにとまる
11
もっと見る
萱斎院
散りはててはらわぬ庭に跡もなし 浮かれたちぬるよに春の雨
8
もっと見る
詠み人知らず
家の軒に 巣くふ燕わたり來す にほてる冲の廣き海原
3
もっと見る
鞘森天十里
地下の書庫は古書の匂ひが充ちてをり深呼吸して階段上がる
6
もっと見る
小春空
定型とそれを外せるその中に創造の種を探してみんと
4
もっと見る
滝川昌之
盾のごと房を枝垂れて一人立ち棚に群れない気高き藤よ
16
もっと見る
広葉樹
頭なで頬よせ抱きたき賓頭盧の音写の響き離れ難しも
9
もっと見る
[1]
<<
333
|
334
|
335
|
336
|
337
|
338
|
339
|
340
|
341
|
342
|
343
>>
[2077]