灰色猫のお気に入りの歌一覧
歌人
言ひ寄れど君の返しは端なし嫌はるまじと色や捨てまし
6
もっと見る
夢士
リンゴ咲く里人今日も蝶となり「赤くなれよ」と花に語らふ
15
もっと見る
500円
入浴し昼間の傷を思い出す そんな香りのする靴でした
4
もっと見る
リクシアナ
染め抜きの日向の家紋背に一つ勇ましきかな幼き武者は
18
もっと見る
祈り花
甥姪の晴れの宴に招かれて未婚の吾子の未來を思ふ
9
もっと見る
もり
カレンダー赤いところが仕事とかデートのほうがわかりやすいです
9
もっと見る
詠み人知らず
盗んだり僅かな金で殺したり 瑞穂の国は 既に亡びた
17
もっと見る
リクシアナ
奴が行くチョッパースタイルキープしてマルボロマンは五月を飛ばす
10
もっと見る
西村 由佳里
こんにちはこんちはちはとこだまする小高い山のあちらこちらで
5
もっと見る
鯨
ひっそりと道の生花を屋に飾り 愛で過ごしたく歩く休日
4
もっと見る
詠み人知らず
ひもじいと心が悲鳴をあげて泣く 聲なき聲が胸に埋まる
6
もっと見る
たんぽぽすずめ。
あのチャイム壊れてるけどピーポーンと声音で繋ぐ 郵便の人
11
もっと見る
烏滑稽
故郷に 誰そ彼運び 靜む陽の 赤し弘しに 思ひぞ騷ぐ
8
もっと見る
美津村
刈り株は鋤き返されて田を遥か土黒々と濡らし降る雨
10
もっと見る
美津村
黄帽子の一年生のひと群れの誰も大きすぎるランドセル背負う
12
もっと見る
美津村
黄砂にかすむ野を行き行けば夕焼けて脚裏ひきつるわが影薄くなる
11
もっと見る
林林
妥協でも服従でもなくがっしりと対話恐れずゆく獣道
18
もっと見る
たけくらべ
来ぬ人を恋ひつつぞ経て長らへば思ひ絶へなむ心ともがな
15
もっと見る
春琴
「待っててね」昨日の如き 君の声 だから待ってる 遠きあの日で
5
もっと見る
Chihiro
君が初めて泣いた県道沿いの小さなバーガー屋の苦いコーヒー
6
もっと見る
[1]
<<
3371
|
3372
|
3373
|
3374
|
3375
|
3376
|
3377
|
3378
|
3379
|
3380
|
3381
>>
[4551]