KENのお気に入りの歌一覧
翠燕
すすき搖る 秋風受くる 黄昏の 言の葉のせて 時をも越えらむ
11
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恣翁
細帯も締めで 寝間着の前はだけ 寝乱れ髪を 鏡に繕ふ
7
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詠み人知らず
スポーツのテレビ観戦九月果つ試合試合に時のヒーロー
14
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滝川昌之
増税を機に減らすなんて言いながら財布の限り買い込んだ酒
15
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横井 信
休もうか 明日は雨だと気まぐれに窓の外から秋虫の声
13
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翠燕
手中の 瑠璃の星斗に 願ひ込め 見えざる想ひ 夜空に溶け込む
6
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翠燕
「こうすべき」 思ふほどに 道外れ 心に問へよと 鏡の叫び
8
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翠燕
川泳ぎ 向き合ひ見合ふ 親子亀 見守る母の 溢るる慈愛
5
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詠み人知らず
アルバムに子の運動会の目じるしにと赤い靴下履かせてをりぬ
13
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滝川昌之
格上の巨漢が首を傾げだす桜ジャージの下がらぬ士気に
17
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へし切
夕されば秋の野風にをみなへし揺れてこころを誰によすらむ
15
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横井 信
早朝に彼岸花咲く堤防を駆け抜けてゆく からだが軽い
16
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詠み人知らず
こいさんが内緒でくれた豆絞り巻いて夢みて花板修業
14
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詠み人知らず
もどかしいいくら言葉を並べても伝えたいこと伝わらぬまま
11
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詠み人知らず
ぬか床に深く埋めこみ秋茄子 母が譲りの秘伝を駆使せり
13
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滝川昌之
一面の芒、すすき、黄金の穂 仙石原に吾を沈めよ
21
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詠み人知らず
またしても原発めぐるヤミ資金菓子折り下の小判さながら
11
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灰色猫
光明の救いの如き中秋の月に照らされ病床にあり
16
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横井 信
僕なりの歩みは遅く颯爽と追い越してゆく軽い足音
16
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横井 信
栄光も時の流れに朽ちてゆくどこかで軋む錆びた歯車
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