ななかまどのお気に入りの歌一覧
うすべに
そびえ立つ堤防ごしに春の海 まだ乾かないこころの涙
16
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杜鵑草
忘るまじ十二年とも眼裏に今も映るは襲ひくる海
8
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滝川昌之
開花日の三日後くらいに会いましょう満開手前の二人のままで
18
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うすべに
しずしずと花びら散らす梅林の 眠りいざなうみつばちのはね
12
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こるちぞう
とろりんと溶けゆく雪に梅辛夷蕾は硬し常は見ぬ樣
8
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杜鵑草
空蝉に別れぬれども二世の縁 往かなばすゑに廻り逢ひたし
9
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萱斎院
かれ野にもみどりかすかに出でにけり みかさの山の春のあけぼの
10
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横井 信
合格の通知を待って道端に土筆の頭を探して歩く
15
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草木藍
白梅の花びら散れば紅の花枝いっぱいに春をひろげて
11
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茂作
子の住まぬ部屋に貼られたクレヨン畫 かくも遠くの思ひ出となり
18
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舞
雪溶けて 出でる手袋 ドロドロに まみれながらも ピースの形
12
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へし切
春うらら うつらうつらと午睡かな 通ふ夢路に 君を恋ひつつ
18
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艸介
此の暫し湯が沸くまでの一拍を コーヒーカップと戯れてゐる
14
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トウジさん
忖度は国民へこそされるべき金魚死すれば糞も出れまい
8
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虹岡思惟造
作業小屋取り払われしその跡地萌え出る草の緑逞し
11
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高松 蓮
早咲きの 桜と菜の花 香る野に 深紅に落ちる 山茶花の花
10
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高松 蓮
花園で 小首かしげる カラスにも 春が近いと 分かるだろうか
10
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さいおん
橿原 野辺路往 明日香行 甘樫花 萌来鴨
14
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滝川昌之
マフラーをしてないことに気づいてと君のうなじが春を装おう
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波端
寄る邊なき歌の流れて何方にか耀ふ常しなへ夢みつつ
10
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