まるたまるのお気に入りの歌一覧
三沢左右
透きとおるジュースに酔って短か夜の文月ひとひを恋と名付ける
15
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詠み人知らず
あきらめて道開かれることもあり良しは悪しなり悪しは良なり
1
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詠み人知らず
凡夫たれ恥じることなく汗をかけこの世の底で陽を浴び尽くせ
6
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ふきのとう
くちなしの甘き香りに魅せられてま白き花を黒髪に挿す
11
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狭霧
打ち水の門に涼しき風たてば家苞の百合の香ぞたちまさる
12
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ケンイチ
ひとしきり我らを掠め啼きもせずキバシガラスは谷を渡れり
4
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ほたる
梅雨明けは待ち望むものか 真夏日の棘ある陽射しを我は好まず
10
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芳立
ときは松もとより朽つや与太者の大臣となる世こそ末なれ
5
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芳立
陸奥のしのぶもぢずり染めにけり心つくしの人とまがへば
9
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浅草大将
誰が色に今や染むるを問ひはせじかたしろ草に君を偲べば
18
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あそびくも
ほろほろと響む鳴きごえ途絶えなく吟ずる歌に住まふ夏鳥
15
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ケンイチ
小ぶりなるひまわりの花ふらんすの田舎に静き夏のそれいゆ
6
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紫苑
枕辺に我が名ささやく灯火の消ぬるゆふべや蛍草落つ
12
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詠み人知らず
夏の日を何かはいとふ思ひより身を焦がすものなきと知りせば
9
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加祢
さかづきをなみとみたして豊栄のみよにつぎゆく笹の露かな
29
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芳立
ほたる火のあくがれわたる宵闇は思ひあかぬにまだきあけゆく
15
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芳立
墨染めはあはれの色もうし寅の山のふもとに男子さぶらふ
9
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浅草大将
夏ごしの雨にみそぎの夜は明けて白きむくげに露の耀よふ
14
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狭霧
染めの色もあたりを払う夏衣着つれば絹の甘き香に酔う
14
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横雲
池の辺に白く色換ふ半化粧夜半のけしきを人に見せばや
7
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