Proverbeのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
同じ夢 何度も届かぬ 手の先に 繋ぎ留めたい 者たちがいる
15
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ななかまど
拡がれるブレイクスルー秋くると紫ふかき竜胆の花
8
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滝川昌之
逆上がり初めて出来て見た景色つぶした肉刺は手の金メダル
18
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ななかまど
はるばると印度洋を渡りきて終の住処となる御影石
17
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へし切
除いてもなほも顔出す雑草の老い身に鞭打つ根くらべ哉
18
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KEN
萩が枝に 香の烟の 絡みをり 暦ばかりの 秋と思へど
16
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へし切
秋の音に午睡の夢を覚ましけりコロナが遠き話になるを
18
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滝川昌之
歓声の無きプールへと舞い降りて蜻蛉が招く早や秋の風
14
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ななかまど
社寺林のなかに華やぐ花手水コロナ時代の慣いとならん
14
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名鈴
激痛に 悶え流るる 脂汗 弱りし身にしむ 人の優しさ
17
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滝川昌之
水彩画ごとく滲んだ向日葵はすりガラス越しに刻む夏の背
14
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名鈴
疼らきて 起き臥しすらも 大儀なり 魔女の一撃 腰に受くれば
16
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へし切
核のない世にこそ平和の礎あり祈りとどけと広島の空
13
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へし切
空蝉のむなしき心地にやあらむ 言葉も届かず 空に消へゆく
15
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KEN
パンドラの ボタンを押した 指の跡 それは人の手 魔物に有らず
12
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KEN
トラウマは 銀のロザリオ 青空の 百日紅咲く 八月六日
13
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ななかまど
枝豆の甘味あじわう正常な味覚でいられる時間を思う
12
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武蔵野
暑くなる 年々の空 いったいに なにが起こって いるのだろうか
7
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横井 信
青空に雲の描いた夏模様じっと待ってる遅れた列車
13
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滝川昌之
盆前に櫓も建たぬ公園に誰が置き去る祭囃子や
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