詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
大空の果てなき蒼に溶け込めば ちっぽけな吾の馬鹿馬鹿しさよ
15
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詠み人知らず
沢山のいいことあってハッピー! も ひとつヤなことあると吹き飛ぶ
10
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煩悩
水筒のなかの真水を飲みほせば木もれ日にのこるくらきこころは
7
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北大路京介
海底の電話はかつてニンゲンが恋する花火だった名残だ
4
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洩矢転石
さようなら。きみは坂の上にいた。声は届いていなかったはず。
5
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葱りんと
さりげない 世間話が 難しい 私はちゃんと 笑顔だろうか
12
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愚と楽
どうしてもさむいココロをもてあまし うたにとじこめ いま蓋をする
10
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工藤吉生
いつもなら行かない道にでくわしたペットボトルに水満ちている
3
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銀
何者でもないふるまいで本開く車窓にうつる我は無害か
6
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詠み人知らず
羽ばたくも未熟に過ぐる翼にて雲居裂きつつ飛ばるるものや
10
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詠み人知らず
侘しくも反哺の思ひ熱かりけむ袴で彩ふ友に並べば
10
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詠み人知らず
たった今気づいてしまったことがある 吾の洋服 後ろ前だわ
11
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秋日好
徹夜した頭で書いたメッセージ送信確認しないで消滅
13
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煩悩
いつまでもやってこないドン・キホーテを忘れてしまう春の風車塔
8
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コタロー
役目終へ枯草たちはやせ細り冷たい風が野邊に吹きゆく
6
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へし切
春されば山の杉生の花だより聞くだに厭ふかゆし眼に
19
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石川順一
「切り取り」と「削除」はえらい違いだと作業をしながら緊張して居る
11
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詠み人知らず
世代間ギャップ感じる常識は時の流れで変わる概念
11
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詠み人知らず
折り合いをつけむと寄るも 押しつくる 価値観 べき論 些か倦めり
11
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詠み人知らず
女なららしくあれよ と言われるの一番きらい 余計なお世話
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