日置鳩子のお気に入りの歌一覧
夢士
旅の窓外は紅葉の色流れ内はスマホの画面光りぬ
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只野ハル
秋祭り雨に降られて出番なく子ども神輿は雨宿りする
14
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水煙
手で話す子供の歌はゆびさきに触れた光の糸が奏でる
12
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那珂由比
生きる、死ぬ、生きる、死ぬ、生き はなびら剥いてる場合じゃねえや
12
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那珂由比
また会えた大好きな君の横顔はいつも知らない誰かを見てる
3
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那珂由比
デミタスのマシンは使われないまま四年目の秋みずいろの妻
3
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はづき生
好きだって言えないままに明け方のマクドナルドでスマイルをする
14
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はづき生
環境を守りませうと常日頃マクドナルドのやうなほほゑみ
5
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吉野 鮎
海風に白砂吹き寄す境内の菊座の石に縁神をはす
24
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むらさか
ーー・ーー ・ー ーーー・ー ー・ーー・ 愛をささやくモールス符号
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むらさか
捨て猫をかくまうように肩を貸す 東横線でねむるわたしに
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サヤ
側溝に川の名前をつけていく僕らの街が楽しくみえる
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風橋 平
爆裂の石の柱の裂け目より凍みくる影の冬とおもへよ
5
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風橋 平
覚めやらず煉瓦の門をくぐるとき凍月のぼる扉の硝子へ
5
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風橋 平
死臭なくよこたはりたる横顔の向くあてどなき雲のひとつか
6
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風橋 平
「Yesterday」逆さに叫び出すほどのあなたを助けたかった日々よ
6
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風橋 平
緋紅 手鞠のごとき房なして秋陽は菊の花となるらし
6
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風橋 平
この里は木戸のある里がらがらとどこを開けても原発の空
5
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風橋 平
缶詰めの人々だけが残されて最小となる消費社会は
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和
来た時のためのスイカを撫でている二人で行った浅草巣鴨
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