詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
街路樹のちらほら残る桜葉はひかりを弾き夜空に浮かぶ
16
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ひよこ豆
せわしない川の流れに逆らわず揺られて行くも楽しからずや
18
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ひよこ豆
飾られた小さなそりの上に乗る雪とサンタと過ぎ去りし日々
18
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露草
足下の小さし命を踏まぬよう心にとめて歩くあぜ道
22
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夢士
山と積むカードに残る人の顔四十年の苦楽の歩み
13
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夢士
夜の更けてスコッチ片手に見るテレビ厚き黒壁ノーサイドの笛
13
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秋日好
半分に見えた白月鈍色に映える頃には十日の眩しさ
15
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灰色猫
坂道をノンストップで転げゆくレモンみたいな初めての恋
27
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詠み人知らず
山茶花の垣根の果てる曲がり角折りて馴染みのカフェの芳香
13
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KEN
霜月の みなみの夜空 つつみ星 こころ洗へよ 音無き音で
14
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横井 信
柔らかく尾花をゆすり舞い上がる風に晒した頬は冷たく
9
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葱りんと
肌寒しコタツ買ってとねだられる コタツなくてもミカンは美味いよ
9
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露草
初霜の朝日にとけて穭田は露の群れなす地上の銀河
19
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もみじ☆彡
露のせて 色咲き匂う 秋の末 木枯らし招く 白菊の花
24
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舞
ひと杯の酒の酔いなるひとの世の良きも悪きも心ひとつに
13
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KEN
はつふゆの 枯野にひそみ われもこう こころ散る人 春には咲けと
15
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夢士
兄となりママを取られてパパ連れて僕の天下だ爺婆の家
13
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横井 信
風音で枝に残った枯れ葉へと視線をうつす朝の青空
10
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へし切
このごろの冬の日かずを数えては小春の長閑しさざん花の咲く
20
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芳立
初冬のころと思へば小夜ふけて風も吹かぬに星冴ゆるかな
6
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