日向猫のお気に入りの歌一覧
桜園
宵闇にほのあかるく咲いている友からもらいしチューリップの黄色
8
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桜園
生活費大幅カットで苦しけりこれからどうして生活するのか
7
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詠み人知らず
それっきり帰ってこない末っ子の 運動靴の底の薄さよ
20
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詠み人知らず
早苗ちゃんペプシを買ってきて頂戴 コイン投げるよ受け取れるよね
9
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へし切
風なくもはらはら落つる徒花を見つめて偲ぶ君が面影
28
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祐鈴
とりあえず、夜毎寝顔に謝りぬ、「今日も怒り過ぎたねゴメン」
8
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詠み人知らず
幾歳の寂しき日々を耐えしきて今ではそれも唯の日常
11
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片井俊二
見上げれば薄紅色のハナミズキ春風そよぎふと口ずさむ
6
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紫草
一輛の箱がことこと走り行くのいちごの咲く丘の単線
14
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紫苑
ゆつくりと夢のつづきを引きずつて地にとまりをり大観覧車
15
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ほの香
覚醒の刹那手探る人肌の無き硝子戸に月光の射す
12
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恣翁
南から涼しき風の吹き起こり 朝 余花の雨しめやかに降る
37
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みなま
すみれ咲きもうすぐリラが開くよと北のあなたの春の知らせに
7
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みなま
あお向けに波に浮かんだサイボーグ ネットの海は広大すぎて
5
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南美帆
抱き慣れた毛布のような温もりに別れを告げて一人眠る夜
11
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詠み人知らず
哀しみを湛えた視線下に向け人が憂うをあたためる人
16
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桜園
さくら散る深いさみしさ耐えきれずさくら追いかけ北までいきぬ
15
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あまおう
あの人に 振られたときより 少しだけ 不幸になってる 不可思議な夜。
19
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河のほとり
花の光絶えにし杜はうぐひすの鳴けどもまどふばかりとぞ聞く
5
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みやこうまし
地下鉄を降りて上がれば植物園 「ここよここよ」と花が手招く
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