五穀米のお気に入りの歌一覧
春咲
実りの日 何にも勝り 輝ける 今日忘れまじ 晴れも嵐も
13
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日向猫
宇宙を超えてラ・ラ・ラと飛んだ科学の子人類にも同じ心はありや
20
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日向猫
街角を異国の鬼が跋扈する過去も未来もないまぜにして
23
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詠み人知らず
磁器婚の妻に贈らむ栗鼠の尾の持ち手つきたる磁器の杯
2
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詠み人知らず
不確かな闇をただよふヴィオラの音抱きとめるのは嬰ヘ長調
4
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ふきのとう
故郷は遠きにありて時おりに思いおこせばぬくもりのあり
14
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詠伝
黒スーツに隠してたのはオレンジの下着だって今日はハロウィン
2
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南美帆
何もかも上手くいかない時もあるジタバタせずにホットカフェオレ
29
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詠み人知らず
アヴェヴェルムコルプス響く聖堂に母の柩は最後の夜を
1
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紫草
暮れなずむ町に明かりが灯る頃家を出ていく母にも事情
19
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へし切
野辺の菊 人恋しげに 八重と咲き我が身映すか 秋を寂しむ
16
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祐鈴
「もしかして、友達?」と出た顔に言う「元気そうやね。お金返して」
3
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詠伝
大気へと昇華もできないきんようの夜に泣きたいアンドロギュノス
2
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朝がお
いろはにほ色は匂えど散りぬるはロマンと神秘謎解きの夢
8
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詠み人知らず
ほの暗き有為の奧山ふみわけてわれは迷ひぬ鹿ならなくに
1
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詠み人知らず
出来合ひの思想に飽きて金時豆をことことと煮る秋の夕べに
3
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詠み人知らず
うつすらと翳りをもちて長調と短調のあはいをたゆたふ調べ
3
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恣翁
茅葺きの農家の軒に 群れなして立つ蚊柱ぞ 夕日に映ゆる
31
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恣翁
街角の壁一面に絡み付く 真紅に染まる紅葉蔦かな
21
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舞
いずこへも持って帰れぬ今日の憂させめて潰せる酎ハイの缶
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