KENのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
下宿にて人生語りし熱き夜の炬燵の蜜柑の香りただよう
17
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里香
理想像 たとえるのなら 深い海 しずめる青さ 天うつす広さ
13
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行宮偏(仮之名)
トスカナはエトルリアが賦つたへをり旅人どもの通ひし丘に
8
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行宮偏(仮之名)
道端でそぼ降る雨を浴びていたあの子供たち靴を履いたか
10
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横井 信
前を行く人の背中で揺れている朝陽をそっと追いかけ転ぶ
6
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横井 信
月末の会議を終えて夕焼けに浮かぶまゆ月 あとひと仕事
14
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へし切
しみじみと吾の孤独を照らしおり月に寄り添ふこのひとつ星
20
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コタロー
一疋の蛾が電燈にひらひらと舞つてぶつかり舞つてぶつかり
5
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コタロー
夜明け前小學校の校舎には雀が集ひ囀つてゐる
5
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コタロー
窓外の緑美し竹林工事現場は廣く破壞す
5
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神戸風見鶏
愛らしき歌聲聞こゆ兒童館 庭の栃の葉重なりゐたり
18
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詠み人知らず
河川敷の穗芒の群れ夕日浴び風なびければ耀き増して
13
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滝川昌之
町内の晩鐘代わりの童謡の夕焼けつないだ親子で小焼け
15
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横井 信
真っ白な霧はゆっくり晴れてゆく蜘蛛の糸にはしずくのひかり
12
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へし切
秋風に花の香かほる八千草の乙女ごころは空かけめぐる
16
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夢士
静かなる秋の夜更けの一人酒画面のなかに昔を偲ぶ
12
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神戸風見鶏
シェフレラの鉢より出ずる緑羽の うつくし海鳥舞ひ遊びをり
16
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詠み人知らず
朝霧にまるでマチュピチュ吉備小富士幻想晴れて柴栗びより
13
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灰色猫
きらきらがクラスの女子に伝染しニックネームが王子となった
14
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詠み人知らず
遙かなる比叡の峰に朝霧の薄墨浮きぬシルエット美(は)しき
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