風花のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
階段をあわてて降りて飛び乗りし専用車両一駅気づかず
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詠み人知らず
境内に奉納太鼓鳴り響き豆撒き神事嚴肅さ増す
2
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悠々
非武裝を、唱へてをれば、平和だと 九條神話に、すがる國民
16
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紫苑
いのちひとつ、消ぬるあしたに。あかときの、ふたたびともる星明かり見つ
12
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村上 喬
イマジンを口ずさんでたあの頃の思い虚しくはてぬあらそい
30
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夢士
父といふ呼び名に替わる今日よりの背に負ふものの重さ噛みしむ
20
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へし切
罪の無き人を殺める大義など争ふものにあるべきもなき
22
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詠み人知らず
遠い夏ラジヲ体操せみの声 いちばん母が仕合せな頃
16
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新座の迷い人
両親の墓参を亡兄と約せしが叶わぬ内に旅立ち悲し
8
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紹益
白梅に 続き紅梅 咲き始め 天神様の 映える境内
22
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詠み人知らず
バスタブに40度Cを溜めながら 洗濯ものをたたむ日曜
11
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詠み人知らず
人間も車検のごとく人検で 使用期限が延びたらいいな
9
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悠々
平和ぼけの、同胞二名殺されて 手も足も出ぬ、日米安保
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由縁
冬の陽のみじかい恵み閉じこめる布団を干せば夫まどろむ
4
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ふきのとう
人質の解放を願う報道は結末となりやるせなき思い
8
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詠み人知らず
怒りって総て自分に返るから 昇華させます薄ら笑いに
9
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詠み人知らず
窓辺から斜めに入る陽を受けて本読む午後のちいさな幸せ
17
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詠み人知らず
駅裏の迷路のような一角に ひょいとあなたが現れそうな
9
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悠々
こころざし、おとろへし日の、林ゆけば そちこちの枝、冬芽見へたり。
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夢士
しんしんと積もり来る雪盆に採り雪うさぎつくり子らに教えむ
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