コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
星屑のイルミネーション舞い降りるジングルベルの流星の歌
12
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灰色猫
ラズベリーケーキみたいに着飾って聖夜の君に告白するの
13
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詠み人知らず
建物の解体眺めまたひとつひとの時代の晩秋を知る
9
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詠み人知らず
年の瀬にあと幾たびの夕焼けをじっと長閑に見れるだろうか
10
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詠み人知らず
頭髪を洗う気持ちで風呂場へと行ったが止める水冷たいし
5
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詠み人知らず
いつからか足を運ぶの億劫になった店とか街並みだとか
4
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滝川昌之
手料理のリクエスト受け帰省する子を待つ妻の折る指愛し
25
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可不可
長たらしい手足からめて繭に化る 目ざまし時計は息の根とめて
8
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紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
92
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紫苑
ゆふぐれの庭を抜ければくれなゐの刹那を生きて紅葉ひとひら
13
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紫苑
許さぬの筆致くろぐろいきどほるままに逝きたり金子兜太は
8
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紫苑
自殺する種子しのび寄る谷あひの地を這ふ風はたえだえに吹く
5
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紫苑
逃げ水を透かして見ればそのさきに迷路のありぬご飯論法
3
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紫苑
たまもかる沖縄といふ軛あり砂利ふる海にジュゴンは哭きぬ
11
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灰色猫
清らかに星ふりそそぐ聖なる夜わたしもあなたもひとりではない
21
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もみじ☆彡
君がゐて 君と語らひ 君ほほ笑みて ありふれた店 安らぐ聖夜
13
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恣翁
炉の前に ケットを被り イブの夜は 舌に嬲らむ 君が雛尖
10
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恣翁
夕暮れの通りに 師走の売り切りの声は 寒さを呼び覚ますらむ
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横井 信
陽だまりの車の下にもぐり込みまどろむ猫に夢の足あと
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横井 信
やり終えた仕事をひとつ数え上げそっと見上げる十六夜の月
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