灰色猫のお気に入りの歌一覧
コーヤ
足を止めやすむ木陰に降りそそぐ風鈴の音が涼しさを増す
15
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萱斎院
ほととぎす鳴きつる夜はさみだれも もの思ふごと降り止まるらむ
7
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萱斎院
ぬばたまの夜に降りしきるさみだれの 音に隠すやよぶ人の名を
7
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沙枝
この年に なってはじめて 知りました 何も求めぬ 恋があること
59
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沙久
「ここだって、やっぱり言わせたいじゃない」 私は君に 「好き」と言わせたい
14
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詠み人知らず
スマホしか楽しみのない空っぽの 見かけ倒しの 成人もどき
15
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沙久
身を守る 術なら色が 知っている 「本能」由来の 保護色だから
14
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空飛びネコ
揺蕩みて溶けゆく時の流れにも影こそ残る初恋の君
14
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千映
一匹の初蚊のお目見え「やっぱりね」あえてパチンと殺さずにいる
12
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野々花
さりげなく文月の雨に溶け込んで貴方の街を訪ねてみたい
20
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月虹
見つめれば瞳に銀河潤える君の明日を僕にください
62
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松本直哉
「倶会一処」ほりきざまれし墓碑銘にふはふは白きあざみの綿毛
7
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リクシアナ
丸き手の甲のえくぼよ真夏日の嫁ぎし君に初子生まるる
22
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桃湖
さみしいのお願い許してそばにいてこんなあたしをおいてください
4
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きょんしー
流氷が溶けて流れた帰り道蜻蛉みたいな君想いつつ
3
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さえね
その色を愛するわけはいつだっていっとうきれいな色だからです
16
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さえね
遠き未来に宇宙吹く風がこの星に届いた時に回る風車よ
6
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さえね
かくまでもこの世にひとりきりといふ墓石のごとき冷たさを抱く
8
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西村 由佳里
カーテンの裾が私をなでて聞く今日の留守番ちゃんとできたの
3
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千映
真昼間ひとりの時間ビール飲む解放感と罪悪感と
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