灰色猫のお気に入りの歌一覧
只野ハル
休みたいのは体より心だと思いつつまた眠剤を飲む
15
もっと見る
只野ハル
夏風邪の我夏風邪の両親を内科に連れて行く汗滲む
8
もっと見る
只野ハル
小夜更けて老老介護の歌を読み老親介護の歌を詠む
11
もっと見る
椋梨檸檬
団らんの 寝床で回る 扇風機 過ぎ去りし日の 思い出描く
3
もっと見る
いわなおいびと
どうしても加工のできぬ部品あり二十年経て知る吾の未熟さ
4
もっと見る
蜜柑
幼子に憎悪刷り込み憎ませた亡父への愛語りだす母
2
もっと見る
あふひ*・○・*
行かないで鍵開け近寄る吾子の目に涙数滴上手な嘘泣き
12
もっと見る
コーヤ
白無垢で揺れて舞いする芙蓉花暮れて頬染め惜しみ散りゆく
19
もっと見る
コーヤ
立葵上へ上へと登り咲く気高く威厳に満ちる美をみゆ
14
もっと見る
野々花
くちびるに優しく触れる風の音が口づけみたいに夜に溶けゆく
12
もっと見る
あふひ*・○・*
一つずつ今在る幸せ数えれば孤独はそっと身を潜めてく
17
もっと見る
河のほとり
面影を弔ひ来つる旅なれば八重立つ雲や空の奥つ城
16
もっと見る
詠み人知らず
夢見よと 言われ描いた 自由帳 描き直せだなんてあんまりじゃないの
3
もっと見る
工藤吉生
遊ばれる形で置いてある岩が思い出させる古い知り合い
4
もっと見る
リクシアナ
雨すだれ重ねて翳む花のかげ籠れば淡き夢の移り香
19
もっと見る
緑川夜枝
人間がロボットになる日のくる予感 どの写真でも同じ微笑み
2
もっと見る
緑川夜枝
リケジョではないから論理は好きじゃない ただ脳髄がきみを愛したの
2
もっと見る
花艾
向日葵と 拍子抜けした 炎天下 君に見えるまで 飛べよ飛行船
3
もっと見る
野々花
吹く風に素直に揺れて過ぎる日々淋しいなんて呟きながら
13
もっと見る
萱斎院
きみ訪ふや浅き夢見しうたた寝に かへりみすればあかつきの月
5
もっと見る
[1]
<<
3232
|
3233
|
3234
|
3235
|
3236
|
3237
|
3238
|
3239
|
3240
|
3241
|
3242
>>
[4551]