詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
敬之介
逝く祖母のしとねに詰めて懐かしき幼き夜の温もりを想う
10
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芳立
から風はなほ冴えながら大宮の氷川の杜に花のほころぶ
15
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石川順一
滝を見る通路は長し水しぶき高さの違ふ位置から眺め
16
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舞
まだ暗き寒き厨に妻立ちて朝餉弁当作る音する
15
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新座の迷い人
この寒さ 年には勝てぬ 震えては 毎日出かけ 耐えながら行き
12
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万陽
青空へ飛び出したいと願うても電線重なり 鉄格子と化す
10
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桜田 武
母似の我と父繋ぐDNA共に上戸墓前に酒供え
6
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桜田 武
古希前の我が胸に残る母の業子らの髪切るバリカン捌き
10
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まあさ
春隣 不調抱えて 試験場 眼裏に桜 浮かべつ挑む
17
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inosann
久々に白髪まじりの兄に会う日焼けせる顔に笑みのこぼるる
21
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雪柊
恋い焦がれ 想いを告げず背を向けた遠い冬の夜 君の面影
21
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雪柊
故郷を追われた子供護らずに我が身を守る 公 哀しき
15
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雪柊
公は弱きを護る為にあり奢りと虐め区別つかぬか
12
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灰色猫
その人は綺麗な楽譜を書きました平和を祈る澄んだスコアを
22
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灰色猫
孤独でも大丈夫だよと告げるよう凍てつく夜のお月様
22
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へし切
少年は大人の階段のぼる度 夢のつぼみを無くしてきたね
29
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桐生賄
一昨年に 血便・下血 経験し 己の腸の 弱さを知った
15
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桐生賄
腹痛に耐えて高校入試受け 合格したは忘れられずに
20
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桐生賄
二回目の 盲腸今度は 入院だ 薬で散らし 危機免れる
15
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夢士
大寒波昼のジョギングいと寒し道ゆく人の視線に耐ふる
17
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