三沢左右のお気に入りの歌一覧
詩月恵
五年越し大阪の街で鬼ごっこ追いかけたのはきみの幻
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舞
入り日さし紅燃える山の端に隠す術べ無き妻問いの声
8
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たんぽぽすずめ。
乾いてた去年の僕とキスをするみたいなリップクリームは嫌だ
6
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たんぽぽすずめ。
悲しみを燃やして四季をひた走る歌人は永久にハイブリットかも
14
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半格斎
あれもまた露の身ほどの命なり燃えて盛りのありやなしやと
7
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ふきのとう
山椒は日ごと朱色に変わるるをほのかに香りつけたるままに
18
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七色コイン
しゃがみこみ名もなき花を愛でるなら僕の心は君だけのもの
17
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餅野ロン代
夜が差す鰹の道に削り込む かどを立てないやさしい話
5
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緋色
真っ青な人が山から降りてくる夏の空へと旅した人が
9
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七色コイン
愛し合う二人であれば、その顔が、ブサイクだってキスが綺麗だ。
8
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緋色
無造作に入れ物ばかりある部屋でどうして君は過去を探すの
10
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たんぽぽすずめ。
寄り添えし優しい嘘は満ち欠ける月となるのが誠の強さ
20
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紫草
今日もまた優しい人でありたいと 金木犀の香り纏ひて
18
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紫草
長月の夜の靜寂をさすらへば 亂れ心に月光がさす
13
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はな
いっそもうそのからだごと入れてほしい どうせひとつになんかなれない
11
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浅草大将
錦なす秋野をふかく薫き込めて霧こそけぶれなな草の香に
19
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芳立
さだまらぬ心ひとつを胸に率て迷ひにめぐる道もおそれず
10
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白亜
月影のヴェール纏ふて会ひにゆきたし ただ君のかをりに抱かれんがため
7
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光源氏
闇の夜の別れに流す涙をば雨のごとしと人は言ふらむ
14
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たんぽぽすずめ。
ころころとお湯の転がる母の背の白さへ帰る如く生きたし
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