falconのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
初物の肥えた秋刀魚の塩焼きにかぼす搾れば旬の贅沢
6
もっと見る
嵐田太郎
見てはダメ。隠してしまう、子どもの目。隠したままじゃ、歩けやしない。
2
もっと見る
もぢずり
コスモスの中にはにかむ若子らの生き残りいてアルバムや善し
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
おのずから口で筆持ち詩と絵など描きし人に貰ふ明日の灯
13
もっと見る
もやし
早足で追いかけてくる夕暮れに若き母の声する「ごはんだよ」
2
もっと見る
たんぽぽすずめ。
仕草とかセンスも他と違くってあいつはなんか面白いかも
4
もっと見る
紹益
代々の 悲願改憲 目途が立ち ほくそ笑むのは 地下の妖怪
8
もっと見る
只野ハル
モノラルのスクラッチ入りのLPの若かりし日のホロヴィッツ聴く
7
もっと見る
詠み人知らず
日傘さし照る日の道の昼下がり揺らぎの中のピンクの芙蓉
2
もっと見る
みなま
亡き夫の壇の前には満点の解答用紙供えてありぬ
18
もっと見る
詠み人知らず
白き指青いサファイア飾れども褒めし人なくスタバに独り
7
もっと見る
詠み人知らず
凪ぎのひき潮散りぎわか寒椿潔き良きやと海賊挽華
5
もっと見る
嵐田太郎
持つ、持たぬ、どちらがいいかは、わからぬがならねばいいね、与謝野晶子に。
3
もっと見る
祐鈴
もう夏は おしまいだよと いうキミのワタ苦いから 取って塩焼き
13
もっと見る
ブロワー抹香
幾たびの灼熱地獄見守ってなお黙り込む両国の橋
2
もっと見る
ブロワー抹香
陽炎に思いを乗せて立ちのぼる夏の亡霊焼け跡の民
1
もっと見る
詠み人知らず
医局にて 食す一房 冷え甘く 怒り鎮める 癒しの葡萄
6
もっと見る
たんぽぽすずめ。
君さへも分からず永久のシュール乞う我は小匙の砂糖の如き
5
もっと見る
笑能子
後退し自縄自縛で留まりてそして救いはさらりと逃げて
2
もっと見る
工藤吉生
遠くからバイクは唸るお前らも夜がやりきれないクチなのか
7
もっと見る
[1]
<<
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
>>
[243]