ほの香のお気に入りの歌一覧
紫苑
諍いも交はすことばもなきゆふべ空心菜のはつか湿りぬ
14
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南美帆
弟が天に召されて十九年彼岸の浜で遊ぶ子を見つ
9
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薄暮
逢瀬せし宿の窓より眺めゐて遙かに搖るる我が心かな
3
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夢士
孫二人二泊三日のお預かり一首を詠みて夜は更けにけり
10
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大埜真巫子.
高熱に 魘されながら 自分には 家族がいると 強く感じる
31
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詠み人知らず
ラーメンを啜るあなたは横顔で 生きるちからを表現してる
21
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詠み人知らず
棄てられた顔の壊れたマネキンを 蒼白の月が照らす静止画
26
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詠み人知らず
物書きは悲喜の直接表現を 使うべからず忌避すべき悲喜
20
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大埜真巫子.
お墓には ちゃんといるのかいないのか わたしやっぱり パパに会いたい
39
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もなca
何もかもうまくいかない日だったな やさしい声が聞きたい日暮れ
16
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日向猫
信号の明滅を見て立ち止まる 駆け抜けていたあの日は遠く
30
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夢士
老いてまだ昔忘れず六十スズメピッチに立ちてボール蹴りおり
10
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宮花楓
雲を割く風の軌跡は異なれど変わらぬ色で揺らめく桜
27
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みなま
お互いの腕まくらにまどろめる刹那によぎる夕暮れに散る
8
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みやこうまし
夕づけば香を焚き染め沈丁花 口紅つけて過ぐ人を呼ぶ
15
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へし切
耐へかねて泣きたい時は泣けばよい頑張ることも必要ないから
18
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恣翁
朝まだき野道に 農夫と耕耘機 微風に 鳥の春耕誘へり
30
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はがね
帰り道 十歩後ろに 君が居て見て見ぬ振りする 青い信号
9
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葉月きらら☆
出掛けるの賛成してる青空は恋も応援してくれるはず
9
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紹益
麗らかな 春の陽気に 誘なわれ 桜愛でつつ 冷酒を飲む
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